合コンに参加するメリット・デメリットとは?

2019-01-13

職場結婚がめっきり少なくなってしまった昨今、男女の気軽な出会いの場として、婚活パーティや合コンはますますその必要性が高まっているように感じています。

男女の気軽な出会いの場として一般的な「合コン」。婚活の第一歩として「まずは合コンから」と考えている独身男女が多いのも事実です。

たとえば「男子校出身」「男性ばかりの職場勤務」など、女性と話すのが慣れていない男性はけっこう多いもの。とはいえ、気軽で打ち解けた雰囲気の合コンであれば、友達を作る感覚で誰でも気軽に向き合うことができます。

慣れてくれば自分のペースで話をリードすることも可能なので、もともと会話の苦手な人には、絶好のコミュニケーショントレーニングにもなります。

また、連絡先を交換できれば、後日LINEやメールで楽しくやりとりしているうちに、心が通い合って恋愛に発展する可能性もあります。

誰でも気軽に参加でき、何より「敷居が低い」というイメージがある合コンを、上手に活用しない手はありません。

そこで、今日のブログでは、まず「合コンでお相手を見つけるヒント」について、お話して行きたいと思います。

 

1.合コンに参加するメリット

合同コンパを略して合コン。基本は男女合同の飲み会で、お酒が入ることで異性と気軽に会話や交流ができるのが魅力です。お互いに好印象であれば、その流れで連絡先の交換もできるので「とにかく異性と出会いたい」という方にはとても向いています。

また最近では、お酒を飲まない食事中心の企画や、同じ趣味同士の男女が集まるタイプの合コンもあるので、お酒が苦手な方はそちらに参加するのもオススメです。

 

1-1複数の人と出会える

合コンの魅力は、何よりも「気軽さ」です。堅苦しくない親しみやすい雰囲気の中で、友達同士でワイワイ楽しみながら、出会いのチャンスを狙えるところが人気。格式張っていないためにリラックスでき、その結果「余裕を持ってお話しやすい」ことにもつながります。

 

1-2コストパフォーマンスが良い

さまざまな出会いの場がある中で、合コンはいちばんお金の掛からないものの一つです。

もちろん、希望に叶う異性に出会えなかったり、お相手が遊び半分だったりするので、真剣な恋愛や結婚に至る可能性は高いとはいえませんが、逆に「自己成長やコミュニケーション訓練の場」として割り切って利用するのも、婚活における大きなメリットになります。

 

1-3お相手を選ぶ時の基準=「モノサシ」にする

恋愛や婚活を左右する最大のカギが「コミュニケーション能力」。容姿や条件もさることながら、二人の間で「会話がつまらない」「一緒にいても楽しくない」では、その先の進展など望むべくもありません。 合コンに参加することで、コミュニケーション能力を育てる土台となる、いろいろなことが効率的に分かってきます。なかでも大切なのが、お相手を選ぶ時の基準=「モノサシ」です。一回の合コンで少なくとも3~5名の異性と、じっくりお話しすることができます。さまざまなタイプの異性と向き合うことで、自分にはどんなお相手が合っているのかを実体験し、今後の「本命探し」のモノサシになります。

また、多種多様な職業や立場の人と出会うため、知識も広がりますね。

 

1-4協調性が育まれる

たとえいくらしっかりしたモノサシを持っていても、その当て方が身勝手だったり、思いやりや気配りに欠けていては、お相手に好意を持っていただくことはできません。

恋愛・結婚のために、協調性はとても大切なスキルの一つ。自分勝手に振る舞うのはもってのほかですが、逆に、単純に他人に合わせているだけでもダメ。周囲の人がどう動いているか、何をしようとしているかをよく理解し、譲り合いの気持ちを持ちながら上手に自己主張して行く。そうしたスキルを知らず知らずに育ててくれるのも、合コンのメリットといえるでしょう。

男女グループの中で、自分と他人を最大限に活かすためにはどう動けば良いか。回を重ねて行くうちに、それが自然に身に付いて行きます。その基本さえできれば、後は根を張った樹木が大きく枝葉を伸ばすように、どんどん成長して行きます。

 

2.合コンのデメリット

2-1なかなか結婚相手が見つからない

結婚相手を探すのが目的の合コンはともかく、一般的な合コンで出会って交際に発展したとしても、お相手に結婚するつもりがなければ、残念ながらよほどのインパクトがない限り、結婚につながる可能性は低いといわざるを得ません。

 

2-2やる気のない参加者もいる

「あの人やる気がないのかな」とか「誘われてお義理で来たのかな」と思ってしまうほど、テンションが低い参加者がいる場合があります。

たとえば服装。「いかにも仕事帰り」というようなラフなファッションで、中にはジーンズ履きにスニーカーという清潔感の全くない男性もいますが、女性には間違いなく「手抜き」と思われてがっかりされてしまいます。

 

2-3同性同士で話し込んでしまう

意識して男女が並んで座れるようにしないと、女性は間違いなく女性の隣に座ります。そのため、いつの間にか男女のグループにハッキリ分かれてしまうことがあります。

また、女性にとっては「ちょっと世間話をしただけ」のつもりでも、女同士の会話はイキイキした雰囲気になりやすく、男性から見ると「自分と話してるときよりもずっと楽しそうだな」と、疎外感や寂しい気持ちなってしまいますので積極的に男性は話しかける努力は必要ですね。

 

2-4彼氏・彼女がいる場合もあり

気軽な雰囲気で異性と出会えるのが、合コンに参加する最大のメリット。けれども、気軽=ハードルが低いからこそ、結婚前提の参加者はけっして多くありません。「恋人探し」「友達作り」という目的が大半だといえるでしょう。

もちろん、彼氏・彼女がいながら「誘われたから来た」とか「その時だけの楽しみを求めて」という場合もあります。そんな相手に遭遇した場合も、気持ちよく割り切って会話を楽しむという、心の余裕が大切。度量の広さ・寛容さは、必ず次のご縁に繋がります。

 

3.合コンで好印象を与えるには

3-1「トレーニングの場」と受け止める

本来は出会いの場であるはずの合コンですが、気軽に参加できる分、必ずしも参加意欲が高いとは限りません。したがって、眼の色を変えて特定の異性を追い求めるのではなく、まずは異性との交流に慣れることからはじめましょう。一度会話のコツをつかめば、それほど緊張することなくリラックスして向き合うことができます。そして、いつの間にか周囲も驚くほど、異性と上手に心を通わせることができるようになって行きます。

もちろん、そうしたレベルアップは一度や二度では実現できませんから、場数を踏むことが大切。成功の反対は「失敗」ではなく「何もしないこと」なのです。

3-2常に「比較されている」ことを忘れないで

合コンの席上、あなたの言動や立ち居振る舞いはすべて「参加者全部の異性と比較」されています。女性の観察眼は本当にシビアで「ここはA、こっちはB」と、さながらオーディションの審査員。ですから、何よりもその競争を勝ち抜かない限り、交際には至らず、連絡先を教えてくれることもありません。

特に容姿が良いわけでも、条件がずば抜けているわけでもないのに、なぜか女性に好印象を与え、成果を手にする男性がいます。一言でいえば「雰囲気の良さ」なのですが、こういう男性を見ていると、例外なく笑顔が穏やかで人懐っこかったり、動作の一つ一つにさりげない気配りが込められたりしています。それもミエミエでない自然な振る舞いとして、きちんと身に付いています。

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」から。まずはお手本を真似ることから、能力が高まって行きます。せっかくの機会、同席した「モテる男性」から、エッセンスを盗んで真似てみてはいかがでしょうか。

3-3「全員の調和を考える人」がモテる人

あなたは席上で常に比較されていますから、本来なら同席の同性は全員ライバル。熾烈な競争心を抱く気持ちも分からなくはないですが、といってそれをあからさまに態度に表すのは厳禁。「仏頂面で挨拶もできない」とか「スキあらば足を引っ張ってやろう」などという露骨な態度は、間違いなく女性の軽蔑を買うだけです。

女性はおおらかでリーダーシップのある男性に惹かれます。常に全体の調和を考えて、礼儀正しく、場の雰囲気を盛り上げてくれることに好感を持つのです。逆に、女性がおしなべて心底嫌うのが「男のセコイ了見」。これ見よがしなスタンドプレーや、全体の和を乱すような自己中心的な振る舞いは、自分をモテなくする特効薬になります。

合コンに行ったら、まずは明るく元気な挨拶からはじめましょう。同席の男性も、貴重な時間を共に過ごす大事な同志なのですから。

 

3-4なるべく一人で参加する

友達や職場の同僚と一緒に合コンに参加する人がいますが、ついつい連れの仲間と話してしまい、積極的に異性と話をしないケースをよく見かけます。たしかに、仲間同士の話は緊張することもなく安心ですが、それは「いかにも自分の殻に閉じこもっている」ように見え、異性との間に心のバリヤーが張られてしまいます。また、席を替わったりするのにも、相棒の顔色を伺わなくてはならず、何かと不自由です。

こうしたことから、合コンにはなるべく一人で出かけるようオススメします。仲間と一緒に参加した時も、可能ならばなるべく席を離れ、伸び伸びと自由に振る舞っていただきたいと思います。

3-5婚活パーティのデメリット

このようにメリットの多い婚活パーティですが、デメリットもないわけではありません。冷徹な言い方ですが、あらゆるパーティは「モテる人がモテて終わる」のが原則。残念ながら「そうでない人は、たとえ場所を変えてもそうでない」。つまり「努力しない人には成果がない」わけです。そうしたシビアな状況の中で、成果をつかめない状況が繰り返されてしまうと、いつしか心が折れて頑なに結婚に背を向けてしまう人も出てきます。これこそが、最大のデメリットといえるでしょう。

常に比較の対象にさらされることを念頭に置いて、上手に「モテる人のコツを盗む」ことも大事なトレーニングの一つ。「学ぶ」の語源は「真似ぶ」ですから、言葉遣いや立ち居振る舞い、ファッションなど、上手に真似て取り入れてみてはいかがでしょうか。

3-6あなたは婚活パーティ向き?それともお見合い向き?

ベストの婚活方法は人それぞれ。集団での婚活パーティに向いている人もいれば、マンツーマンのお見合いが向いている人もいます。

おおざっぱに分類すると、社交性があって第一印象の良い人は婚活パーティが向いています。お見合いと違って短時間の会話、しかも同時に比較の対象が大勢いるわけですから、その分、容姿を含めた第一印象のウェイトが高くなります。

逆に、口下手だったり、容姿に自信がないけれど、高学歴や一流企業勤務、高収入というようなウリがあるのなら、間違いなくお見合いが有利。そうしたハイスペックを求める女性を最初から探して、仲人のサポートも受けられるからです。

 

 

 

まとめ・・・合コンをスキルアップの一歩に

いかがでしたか?「合コンに出かけてみようかな」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「婚活は最高のスキルアップ」というのが人生の鉄則。ならば婚活を通じて貪欲に自分自身を成長させ、同様に成長したお相手と出会うことこそ理想の流れのはず。合コンをコミュニケーショントレーニングの絶好の機会ととらえ、まずは積極的に身を置いてみることです。「出会えなくて元々、お相手が見つかれば超ラッキー」くらいの軽い気持ちで、自分を試してみて下さい。

もちろん、清潔感ある服装や整った身だしなみは、会話以前の問題。鏡を見てから人と会う習慣を身につけましょう。合コンから始まるかも知れない「新たな出会い」が、きっとあなたの人生を変えます。