婚活の前に覚えておきたい「成功法則」とは

2021-03-11

「結婚はしたいけど・・・」
「結婚はしたいけど、恋愛の経験もないし、何から始めたら良いかわからない・・・」

そういう男女が実に多いのです。
中には「どういう人を選べば良いのか、また自分にふさわしいのか、まったく分からない。見当も付かない」と、悩んでしまう人も少なくありません。

そういう状態で、たまたま運良く出会いがあったとしても、なかなかご縁をつかむことは難しいでしょう。

何ごとも「作戦実行」には「心がまえ」と「準備」が必要です。
行き当たりばったりで流れに任せるだけでは、なかなか成功は望めません。

今日の記事は「婚活成功のための心がまえを知りたい」と考えている男女向けの記事です。
ぜひ参考にしてください。

私自身も3年の婚活歴があります。結婚相談所のカウンセラー歴は9年です。
その経験からお答えしたいと思います。

1.婚活成功のコツ「かきくけこ」

婚活を始めるに当たって、ぜひとも押さえていただきたい「5つのポイント」があります。5つの頭文字を取って「かきくけこ」。
これがしっかり理解されているか、行動されているかどうかで、婚活の中身がガラリと変わってきます。ぜひ覚えておいて下さい。

1-1.か・・・覚悟を決める

結婚は一生を決める大切なこと。
ですから、結婚したいと本気で思ったら、まずは「覚悟を決める」ことから始めましょう。

しっかりと覚悟を決めることで、具体的な行動への一歩が踏み出せるからです。
世間一般に、恋愛ドラマのような「偶然で劇的な出会い」はまずありません。

ある日突然「白馬の王子様」が向こうから現れたり「シンデレラに出会う」ことを夢見ていても、その期待は絶対といって良いほど裏切られてしまうでしょう。
出会いとは「待つものではなく呼び寄せるもの」。

「絶対に結婚するんだ!」「そのために全力を注ぐんだ!」という強い決意が必要です。
それを最後まで貫くためにも、最初にしっかりと覚悟を決めることが大切なのです。

勇気を出して、親兄弟や親しい友人に「婚活を始めること」を宣言するのも良いでしょう。
意外なバックアップが得られるかも知れませんよ。

1-2.き・・・期限を設定する

計画には「期限」が必要です。。
ビジネスであろうとプライベートであろうと、期限を定めない計画は「単なる願望」でしかなく、効果の乏しいものにならざるを得ません。

実際、街で出会った知り合いに「そのうち飲みに行きましょう」と言葉を掛けられたりしますが、何年待っても「そのうち」はやってきません。
「○月○日○○時に○○へ行きましょう!」と伝えてこそ、約束の効力が生まれます。

個人差はありますが、一般にモチベーションが保てる期間は「6ヶ月」といわれ、それを超えると「中だるみ」や「飽き」がきて「婚活疲れ」になってしまうようです。

したがって、6ヶ月後あたりの「何かの記念日(誕生日・クリスマス・新年・バレンタインデーなど)」を見つけて、期限の目標にすると良いでしょう。

「入試」などもそうですが、日程が決められているからこそ、そのスケジュールに合わせた計画や準備が可能になるわけです。
ですから「誕生日までに絶対お相手を見つけるぞ!」「クリスマスにはプロポーズするぞ!」そういう思いで期限を設定してみて下さい。

その強い気持ちによって、目的を叶えるための大きな力を発揮されるようになるのです。

1-3.く・・・工夫をする

ほとんどの人が「恋愛結婚」を望んでいます。
「愛する人と結ばれたい」という思いは、性別・年齢を問わず同じですね。

ですから、結婚の前に「彼氏・彼女」になる必要があります。
けれども、人の心ほど複雑で、また変わりやすいものはありません。

その「心」を通わせ、ガッチリとつかまないことには「恋人同士」になれず、しかも結婚相手となれば、さらにハードルが上がって、本人だけでなく家族や勤務先の将来性まで判断の対象になるのですから、まったく気は抜けません。

ですから、婚活中は「すべてを後回しにして全力投球する」ことが必要です。
趣味や習い事、友だちとの飲み会などもあるでしょうが、出会いの場やお見合いを必ず最優先にするようにして下さい。

そして、いざ交際が始まったら、徹底的に情報を集めて「とことん工夫をこらす」こと。
二人の会話はもちろん、デートコースやお店選び、また自分自身のファッションまで、すべてがお相手から見定められているからです。

大変ですが、だからこそ「ハートを射止めた喜び」は、人生最高の幸福感なのです。

1-4.け・・・謙虚な心

私たちはよく「ご縁」という言葉を使います。
人と人との出会いは「タイミング」によるところが大きいのですが、このタイミングこそ、人間が作り出すことができない貴重なものです。

ですから、たとえ偶然であろうと、その場だけであろうと、パーティのような婚活の場で二人が出会えること自体に大きな意味があります。

まして一対一のお見合いならば、お互いのプロフィールを確認した上で「夫・妻となる可能性」がある中、お相手はわざわざ時間を作り、オシャレをしてその場に足を運んでくれているわけです。

まずは素直で謙虚な気持ちになって、穏やかな気持ちで向き合ってみて下さい。
そして、積極的にお相手の「良いところ見つけ」をしましょう。

いくら好条件であろうと、容姿が優れていようと「会ってやる」などという高慢な考え方では、けっして良いご縁を引き寄せることはできません。
すべては「ありがとう」から始まるのです。

1-5.こ・・・コミュニケーション

ある調査によると「今まで一度も恋愛・交際の経験がない」という男性の割合は、20代で60%近くに、30代でも40%近くになっています。
まさに「草食系男子」を裏付ける数字ですが、その理由の一つに「コミュニケーション」が挙げられます。

実際、お見合い・交際後の「お断りの理由」として多いのが「会話がかみ合わない」「男性がリードしてくれない」。また「女性がごちそうさまをいわない」というのもあります。いずれも「共感力が低い」という、基本的なコミュニケーション力の不足に他なりませんが、これには何より「慣れ」が大事。

要は「場数を踏む」ことに尽きます。

逆にいえば、コミュニケーションが苦手な人が多い中で、ちょっとした心遣いや優しい言葉、明るい笑顔はものすごく輝きます。

ちょっと頑張れば、一気に成果を上げることのできる大チャンスなのです。
もちろん、LINEの言葉に心を配るというのも、大切な自己表現になります。

「引っ込み思案でなかなか女性に話しかけられない」と悩んでいた男性の例ですが、彼は「マジック教室」で簡単なテーブルマジックを覚え、周囲の女性に気軽に話しかけるようにしました。

その結果、いつしか自信が芽生え、すばらしい花嫁をGETしたという実話があります。

2.まとめ

婚活成功の5つの法則「かきくけこ」お分かりいただけたでしょうか。

「覚悟を決める」「期限を定める」「工夫をする」「謙虚な心」「コミュニケーション」の5つは、婚活が「男女の心と心を結ぶためのもの」である限り、これからも欠かせないポイントであり続けるでしょう。

「結婚したい」と思い立ったら、まずはこの5つを胸に刻んでから行動に移して下さい。
あなたの婚活が、確実にスキルアップしますよ!